立体感UP! 光と影の基本

こんにちは!
イラスト研究所 はむ です。

今回のテーマは
イラストに立体感をつけたいけど
どうやってつければいいの?

陰影のつけ方って
なかなか難しいですよね。

今回は初歩から
丁寧に分かりやすく伝授していきます。

線画まではうまく描けたけど
陰影のつけ方がわからなくて

上手く立体感が生まれない。

そもそも陰影って
どうやってつけるのが正解?

簡単なモチーフのイラストは
比較的陰影を捉えやすいですが、

複雑なモチーフ、
人物や動物などの影のつけ方は
より、難易度が上がってきます。

そして、
上手く影がつけられなくて
上達したいのに

いつまで経っても同じ技法しかできず
ネタがなくなり描くことを辞めてしまう。

自信を無くしてしまう。

「 陰影上達させてみんなに見てもらいたい 」

プロっぽいイラストを描きたい

ではどうすれば
プロのような立体感のある
イラストが描けるようになるのか?

一番簡単な考え方は

光と逆方向に影をつける

頭ではわかっているけれど
なかなか形にできない。

そういう方が多いと思います。

ですが、
この基本をしっかり身につけることで

イラストの陰影のコツが掴めて
イラストの新しいテイストが見つかったり、

イラストを描く幅が広がり
得意なものや新しい技法を
取り入れることができるようになりました。

・プロっぽいイラストを描きたい
・色塗りをレベルUPさせてもっと楽しみたい
・他のテイストにも挑戦したい

そんな方に向けて
立体感をUPさせるコツと基本を
お伝えしていきます。

陰影とは

まずは「 陰影 」とは
何かを説明していきます。

陰影とは、

モチーフの
光が当たらない部分を指す「」と

モチーフが
テーブルや床などにうつす「」の

2種類の「かげ」のことを指します。

さらにモチーフには、
周りの物に当たった光が反射してできる
反射光 」があります。

モチーフの光のあたる部分と、
2種類の陰影、反射光の4つの
トーンを意識して描くことがポイントです。

また光が当たる部分の中でも、

特に明るい部分に「ハイライト」を
入れることでより立体感が増します。

光と影の基本

先ほどお話しした通り、
影のつけ方は

光と逆の方向につける

ですよね。

モチーフが複雑な形になっても
基本的な考えは一緒です。

球体で説明しますと

光の当たる場所が変われば、
影の方向は変わっています。

距離・強さでも
光、影の濃さが違ってくるのです。

ハイライトとは

ハイライトとはモチーフの中で
最も明るい部分を指します。

材質や当たりの強さによってハイライトの
大きさが変わってきます。

明暗境界線

明暗境界線とは
モチーフの明るい部分と暗い部分、

明るい部分から暗い部分に変わる
境界線のことを指します。

これで立体感がより増してくるのです。

陰は
モチーフそのものにできる
陰のことを指します。

影は
モチーフにさえぎられて落ちている
影のことを指します。

シャドウとも呼ばれています。

陰影はデッサンから学ぶ

簡単に陰影をつけるコツは
デッサンから学び始めることです。

モノクロから始めて
徐々に色を着けていくと

わかりやすいので
おすすめです。

光と影をうまく描くポイント

グラデーション

モチーフを立体的に描くには
グラデーションを使いこなす技術力も重要です。

一番暗いトーンから一番明るいトーンまで、
自然でキレイなグラデーションを
作る技術がなければ、リアルな表現はできません。

すぐに上達するものではないので
納得のいくまで、
何度も練習を重ねましょう。

3つのトーン

陰影の明度を捉えるには、

大まかに3つのトーン
( 明・中・暗 )を用いて
明暗の雰囲気を合わせるようにします。

明るい部分は「白」、
中間部分は「薄めのグレー」、
暗い部分は「濃いグレー」

という具合に3つのトーンをうまく使います。

ここでポイントです。

モチーフを部分的ではなく全体的に見る

これができていない人がかなり多いです。

少し離れたところから
塗り分けたトーンを見てみることが
とっても大切なんです。

ここを怠ると
陰影がうまく表現できなくなるので
モチーフのトーンと合っているかは

絶対に確認しましょう!!

奥行きのつけ方

ここからは
バラのイラストで例えて
奥行きのつけ方を解説していきます。

花びらの左上の方は明るく、
右下は暗めになります。

影があるだけでだいぶ奥行きが
ついてきているのがわかると思います。

花びら1枚1枚のモチーフに
影がそれぞれ光の当たる方と

逆側につく考えで乗せてあげると
上手く表現できます。

陰のつけ方は、
花びら1枚1枚
そのモノについている陰なので
影と同じく逆側につけてあげます。

難しく思われがちですが、
基本をしっかり押さえておけば

どのモチーフにも対応できるので
どんどん練習していきましょう。

まとめ

立体感を出すには

光の当たり方、影の濃さを理解することで
イメージ力UPにも繋がってきます。

・プロっぽいイラストを描きたい
・色塗りをレベルUPさせて
 もっと楽しみたい

・他のテイストにも挑戦したい

そのためにはまず
近くにあるもので
デッサンすることから始めてみてください。

これを始めないと一向に
立体感のあるイラストは描けません。

モチーフをよく観察し、
陰影を考えながら日々描いて
レベルを上げていきましょう。

 

 

 

P.S.
最後までお付き合いいただき
ありがとうございます。

イラストを描く上で
お悩みや知りたいこと、ご相談がありましたら
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